次の2問を考えてほしいと思います。
①太郎君は1個100円のみかんをx個と1個80円のりんごをy個、合計で8個買って740円を支払いました。
それぞれ何個づつ買いましたか?
②C君は1台10000円の精密機械Aをx台と1台8000円の精密機械Bをy個、合計で8台買って74000円を
支払いました。それぞれ何台づつ買いましたか?
この2問はほとんど同じ問題なのですが、②の問題の方が圧倒的に正答率が下がります。
みかんやりんごは良くできるのに、「機械」という言葉を見ただけで考えるのをやめてしまったり
先入観で難しい問題と認識してしまったり、つまり気持ちの持ちようでできたりできなかったりします。
①は比較的簡単にできるという人が多いはずです。
本来、こんなことに惑わされないでほしいものですが、これに見事にやられるのが小中高生の皆さんなのです。
得点できるようにするにはこういう事の指導も必要なのです。
①ができる人は絶対に②もできます。
意識の持ち方と思い込み、先入観によるもの。これらを排除して同じ難易度に感じるようにならないと
問題作成者のちょっとしたトリックで全然得点できなくなってしまうのです。
こういう事も得点に関わってきます。

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