これはあくまでも私の体感・経験則なのですが、決して「わかりやすい授業=成績アップ」ではないです。
「わかりやすい授業」は「わかりづらい授業よりは良い」とは思いますが、
それが抜群の効果があるかというと疑問です。
簡単な例を挙げます。(1時間以内にできることで比較します。)
①1時間わかりやすい授業を聞く
②1時間でプリントを3枚完璧にする
①と②ではどちらの方が成績が上がるのでしょうか?
恐らく②です。(実験したわけではないですが、皆さんも納得だと思います。)
よって「わかりやすい授業=良い授業・成果が出る授業」という風潮には疑問を感じます。
ただ、プリント3枚分よりも効果のある素晴らしい授業をする講師がいるのも事実です。
20年以上の講師経験の中でそのような素晴らしい講師は1%~2%くらいです。
つまりは、多くの場合、わかりやすい授業を受けるだけではなかなか成果が出ないという事です。
(素晴らしい講師に出会う確率も相当に低いので)
点数アップを望むとき、わかりやすい説明はそれほど重要な要素とはならないかもしれないのです。

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